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大阪にて関西SDGsプラットフォーム・朝日新聞社の共催でSDGsに関するシンポジウムを開催しました

2018.04.13

330日、大阪市・中之島会館にて関西SDGsプラットフォーム・朝日新聞社の共催でSDGsに関するシンポジウム「未来社会の姿と今わたしたちにできることを考える」が開催され、約130名が参加しました。

当日は、関西SDGsプラットフォームの事務局を担うJICA関西・西野所長の挨拶で開会し、慶應義塾大学大学院の蟹江憲史教授より「2030 みらいからのビジネス」と題し基調講演をいただきました。ビジョンを共有し自律・分散・協調型で目標達成を目指すSDGsの特性に触れつつ、2030年の理想の未来社会からバックキャスティングで考えるビジネスや取組の潜在可能性について大いに示唆を得ることができました。

続いて、「SDGs達成に向け望ましいアクションの取り方とは」と題し、蟹江教授をモデレーターに、大阪大学・堂目卓生教授、大阪府 政策企画部・山本宗作参事、博報堂兎洞武揚ブランドデザイン副代表の3名をパネリストとしてディスカッションを行いました。大学を中心とした産官学民の多様なアクターによる研究チームの立ち上げ、SDGsを視野に入れた自治体のビジョン策定、消費者の選択で社会をつくるエシカルマーケティングを切り口に未来志向型のアクションについて議論が行われました。更に未来社会の姿として、ジャン・バニエの構想する社会的弱者を中心においた社会について堂目教授から問題提起されるなど、社会のあるべき姿を考える機会となりました。