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【7/21(土)開催】第11回パーム油学習会「パーム油を使う私たちが日本でできるアクションとは?~問題解決のために~」
2018.07.19
第11回パーム油学習会
「パーム油を使う私たちが日本でできるアクションとは? 〜問題解決のために〜」
ウータン・森と生活を考える会では、スナック菓子やマーガリン、洗剤、化粧品など私たちが日々消費している一方で、環境・人権・社会に様々な影響を与えているパーム油についての学びを深め、熱帯林や泥炭地を守るために何ができるかを参加者と共に考えるパーム油学習会を開催しています。
次回7月21日は、実際にパーム油についての企業アンケートや消費者向けのキャンペーンなどを行なっている熱帯林保全に取り組むNGOのネットワーク「プランテーション・ウォッチ」の中心メンバーである飯沼佐代子さんと川上豊幸さんをゲストにお招きし、”プランテーション拡大に対して消費者が実際にできるアクション”をテーマに、熱帯林や泥炭地の保全に向けて日本の市民やNGOがどのように協働し、取り組んでいけるかを考えます。
(※ウータン・森と生活を考える会は関西SDGsプラットフォーム会員です。)
日時:2018年7月21日(土)13:30〜16:30
場所:大阪聖パウロ教会1階(阪急梅田駅徒歩5分)
http://kansaingo.net/access/ この地図の1階
スケジュール:
1「パーム油問題解決!アクションガイド?-アジアの未来に熱帯林を残せるかー」
ゲスト:飯沼佐代子さん 地球・人間環境フォーラム(GEF)
内容:プランテーション・ウォッチ(2011~)は、熱帯プランテーションの環境・社会問題の解決に向け6つのNGOが協力するネットワークです。調査、普及啓発、政策提言などを通じて、主に企業の調達行動を変えることを目指しています。活動をはじめた頃と比べパーム油の問題の認知は徐々に進み、食品業界のRSPO認証への取組みもスピードアップしていますが、生産国に目を向けると、熱帯林減少に歯止めがかかっているとは言えません。日本ではパーム油を燃やす火力発電所建設が進むなど、大きな逆行も起きています。私たちが熱帯林を残していくためにできることは何か、一緒に考えてみましょう。
2「パーム油問題解決に向けた金融や企業に対する取り組み状況について」
ゲスト:川上豊幸さん レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表
内容:レインフォレスト・アクション・ネットワークの取り組み状況についてお知らせと、バイヤーへのキャンペーンと金融面での取り組みについて、歴史的な変遷や認証制度への働きかけなどを交えてお知らせします。
参加費:無料
申込み:以下の申し込みフォームよりお申し込みください
または、contact-hutan@hutangroup.org/090-8145-1146(石崎)
ゲストプロフィール:
飯沼佐代子さん
信州大学農学部農学研究科修了。子どものころから動物好き。野生動物との共存を考えて信州大学の森林科学科へ。95年から98年まで大阪でAMネットに関わりつつ、環境コンサルタントとして関西近辺の環境アセスメント、都市計画事業に携わる。98年から6年間タイ在住、メコン・ウォッチスタッフなどとして現地のコミュニティによる資源管理の活動支援を行う。2005年帰国、アジア太平洋資料センター(PARC)を経て、2008年から地球・人間環境フォーラム。木材とパーム油の持続可能な調達促進、環境省の森林事業等を担当。
川上豊幸さん
神戸大学大学院国際協力研究科 満期退学後、博士(経済学)取得。熱帯林行動ネットワーク運営委員。AMネット理事。ウータン森と生活を考える会とラミン調査会にも参加し、違法伐採問題にも取り組む。2005年より、現職に就きタスマニアの原生林伐採問題に取り組む。2009年よりインドネシアの紙パルプ問題に取り組み、2013年頃からパーム油問題に取り組む。同時期に金融面からのアプローチも日本でも開始しました。
主催:ウータン・森と生活を考える会
協力:プランテーション・ウォッチ
*本講演は地球環境基金の助成を得て開催します。