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【12月4日(金)】みんなのSDGs主催「SDGsと新型コロナ」オンライン・セミナー第4回のお知らせ
2020.11.27
新型コロナウィルスの感染拡大により、最も打撃を受けているのは子ども、高齢者、障がいを有する人 (特に女性)、移民、難民などの脆弱な人々であり、SDGsの目標4,8,10にあたる教育、雇用、不平等において特に影響が出ているといわれています。(SDGsレポート2020 (UNDESA、7月7日))。
障がいを有する人は取りのこされやすい状況にあり、感染リスクも相対的に高いといわれています。理由は、①衛生管理のための物理的バリア、②ソーシャルディスタンス確保の困難さ、③杖やデバイスなどへ接触する必要性、④情報アクセス、⑤基礎疾患の悪化、⑥医療へのアクセスの困難さ、⑦介護・介助などサービスの継続やアクセスの困難さなどがあげられています (WHO資料:「新型コロナウィルスCOVID19アウトブレイク中の障がいにおける懸念事項」JANNET訳)。
これまで開催した「SDGsと新型コロナ」シリーズでは、在日外国人を取り残さないために、様々な実態や支援のための課題を共有し、いまだからこそSDGsの視点で議論をかさねてきました。今回は“障がい課題”に焦点をあてて、リアルな課題とその解決に向けたアクションなどについて議論したいとおもいます。
※参加にあたり、情報保証など各種支援が必要な方は申込フォームにご記入ください
- ■日時:
2020年12月4日(金) 18:30-20:30
- ■開催形式:
マイクロソフトTeamsによるオンラインセミナー
- ■セミナータイトル:
「SDGsと新型コロナ:“障がい課題”を取り残さないために」
■主催:
みんなのSDGs
- ■プログラム:
第一部:以下3名の方に1人20分ずつ「コロナで影響を受けている“障がい課題”とアクション」についてお話しいただき、各報告の後に質疑応答を行う (75分)。
〇障がいを持つ児の教育分野での現状と取り組み:井上一 氏(星槎グループ 本部長)
ADHD、 LD、自閉症など発達障害があっても教育の機会を提供し、とりのこさない活動を続ける星槎グループ。
コロナの拡大における影響や、児童と家族への取組について教育の視点から報告いただく。
〇障がいを持つ人の生活と雇用を守る:松井亮輔 氏(法政大学名誉教授/日本障害者リハ協会 副会長)
経済活動の低迷により障がい者の雇用へさらなる影響が出ている。障害者雇用促進にむけた国レベルでの政策提
言活動の現状と具体的な取り組みについて報告いただく。
〇不平等な障がい 権利条約と政策への取り組み:秋山愛子 氏(国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP))
権利条約の批准と国内課題での進展にむけてワーキンググループなどで議論をかさねてきた統計に関する検討。
障がいを持つ人がとりのこされないために取り組むべきアクションについて。
第二部:パネル形式で、コロナ感染拡大の再来・遷延とその先に備え、“障がい課題”を取り残さないために実践すべきアクション(教育の提供体制や諸制度とその運用の改善、共生社会達成に向けた取り組み、今だからこそSDGsを使ってできること)について意見交換を行う。参加者からの質問にも一部答える (35分)。
総合司会:池上 清子 (プラン・インターナショナル・ジャパン理事長/法務省難民審査参与員)
モデレーター:伊藤 智典 (JANNET障害分野NGO連絡会/日本理学療法士協会)
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- ■申し込み方法:
参加申込は以下のフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/i2unnWVt6kjmCL1Q6
※期日が近づきましたら、ご登録いただいたメールアドレス宛にマイクロソフトTeamsのリンクをお送りします。
- ■関連Webページ:
「みんなのSDGs」はSDGsの推進にコミットする複数の団体の緩やかな意見交換フォーラムです。
なお、第3回オンラインセミナー「SDGs と新型コロナ:在日外国人を取り残さないために(保健医療アクセス編)」のショートサマリーはこちらです。合わせてご参照下さい。
- ■お問い合わせ:
JICA企画部イノベーション・SDGs推進室(担当:木村)
TEL:03-5226-9110
E-mail: pdgis@jica.go.jp